雑感 仙台

 結局私は東北人だった。と感じたのは、仙台に住み始めたときでした。
 とりわけ仙台は、予備校の時に1年間通ったこともあり、また気候的には私は日本で一番過ごしやすいと考えていたため、住みはじめて、喜びを噛みしめたものです。
 これは、今仙台に住んでいた3年間を思う私の感傷的な雑文です


はんだやの飯1/Feb/1997

仙台は冬はそんなに寒くない!18/Jan/1997


はんだやの飯1/Feb/1997

 仙台で学生生活をした人で、はんだやを知らない人はいないだろう。いわゆる一膳めし屋なのだが、その値段の安さと量の多さ、そして御飯(ササニシキ使用)のおいしさに人気が集まる店である。
 古い仙台しか知らない人は驚くかも知れない「はんだやに人気集中だなんて」と。それもそのはず、元々は仙台駅前のジャンジャン横町にある、8人も入れば満杯になるはんだや駅前店が発祥で、その店の営業方針の通り、貧乏男子大学生や私のような予備校生が行くような店でした。がしかし、最近はんだやも郊外型の店舗を出し、メニューにサラダなど女性の好む物を出してきたため、女性、特に女子学生の姿が、市名坂店などでよく見受けられる。変わったもんだ。
 店のシステムの紹介をしておこう。まず入って、御飯とみそ汁を注文する。この御飯、大はなく「とても食えない、中でたくさん」と書いてある。中(100円)は大きなどんぶり山盛り、小(80円)でもどんぶり一杯、普通の人は茶碗一杯のミニ(50円)でたくさん。みそ汁(40円)はこれまた大きな木の椀に入ってくる。ちょっと麩が多い。豚汁(80円)はそれだけでおかずになるほどだが、ちょっと大根が多すぎる。おかずは60円の卵や納豆、いか塩辛などから180円の焼き肉まで5段階に分かれており、80円(コロッケやカレーなど)や120円(魚の煮付けや肉じゃがなど)あたりが充実しているのが助かる。店によってはそばうどんやラーメンも出している。[価格は、私が最後にはんだやに行った1996年3月の数字。改訂されている場合もありますので、お店で御確認下さい]
 毎日行っても違う物を食べることができ、またゴマ和えやおひたしなど家庭料理も食べることができるこのはんだや、是非ロンドンにも作ってもらいたいものである。


仙台は冬はそんなに寒くない!18/Jan/1997

 「仙台から来ました」と言ったときに「寒いでしょう。」とか「雪に埋もれるんじゃないの」とか、「スキーで学校に通うって本当」などと聴かれることがあります。このように東北は寒いということが言われます。確かに平均気温は低いでしょうが、仙台に住んでみて、「これを耐えることができないなんていうのはおかしい」と思いました。だって、東北の中でも、いわきの次くらいに冬場暖かいのですから。


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